渇水対策本部を設置 対馬市水道局が2年連続

 対馬市水道局は5日、昨年9月中旬以降の降雨量が例年と比べて非常に少なく、水道水の供給に影響を及ぼす状態になりつつあるとして、渇水対策本部を設置したと発表した。同本部設置は2年連続。
 同局によると、昨年9月以降の同市の降水量は前年同時期と比べ約300ミリ少ない。豊玉町や上対馬町の地下ダムなどの水源が枯渇に近づくなどの影響が出ているという。
 同局は今後の雨量次第で給水制限や時間給水を実施する可能性があるとして、水源の水量が回復するまでの間、家庭や職場、学校などでの節水を呼びかけている。


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