『ソラシドマルシェ』 県内自治体の魅力PR 長崎空港で初開催、9日まで

県内自治体の魅力をPRしているソラシドマルシェ=大村市、長崎空港

 ソラシドエア(宮崎市)と県内自治体が地域の魅力を発信する「ソラシドマルシェin長崎空港」が7日、大村市箕島町の長崎空港で始まった。9日まで。
 同社は県内を含め全国14路線78便を運航。ラッピング機などを通じて各自治体をPRする「空恋プロジェクト」にも取り組んでいる。ソラシドマルシェは県内でこれまで同プロジェクトに携わった大村、南島原、五島各市と東彼波佐見町が参加し、全国の空港で初めて企画した。
 会場では各自治体の担当者が観光・移住のPRや特産品などを販売。同社のオリジナルグッズも並んでいるほか、機内で提供しているスープの試飲も実施している。初日は園田裕史大村市長も参加し、同市のパンフレットを乗降客らに手渡していた。
 同社の峯尾隆史副社長は「空港という場所を使い各県でつながった自治体をPRすることで、お互いの価値を高めたい。長崎での開催をモデルとして、全国の空港に広げていければ」と話した。

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