岡山県内13会場で共通テスト 外国語の筆記は7172人臨む

 本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストが14日、全国の679会場で始まった。15日までの2日間で、昨年より1万7786人減の51万2581人が出願。新型コロナウイルス流行の「第8波」の中で会場では感染対策を徹底し、昨年の問題流出を受けて不正防止策も強化された。

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 岡山県内では岡山大(岡山市)、岡山理科大(同市)など13大学13会場で試験が行われた。出願者は前年より3人少ない7682人で、全体の91.0%に当たる6994人が現役生だった。初日の外国語のリーディング(筆記)は93.4%の7172人が臨んだ。

 広島県は広島大(広島、東広島市)、福山大(福山市)など16大学24会場で実施され、前年比376人減の1万3567人が出願。リーディングは92.6%の1万2564人が受けた。

 香川県は香川大(高松市、三木町)など4大学8会場であった。出願者は4424人で前年比69人減。リーディングは94.8%の4193人が挑んだ。

清心、美作、福山平成大で機器トラブル

 大学入試センターによると、ノートルダム清心女子大(岡山市)と美作大(津山市)、福山平成大(福山市)で、英語のリスニングで受験生各1人が機器の不具合を申告。試験終了後、機器を交換して中断部分からやり直した。

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