【新型コロナ】川崎で4人死亡、584人感染 新たなクラスター3件

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は20日、市内の80代と90代の男女計4人の死亡と、10歳未満~90歳以上の男女584人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市によると、宮前区の90代女性は高齢者施設の入所者で10日に感染が判明。市内の病院に入院し、13日に死亡した。女性は基礎疾患はなく、ワクチンを4回接種していたという。

 中原区の80代男性は8日に感染が判明。市内の病院に入院し、13日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを4回接種していたという。

 麻生区の90代女性は高齢者施設の入所者で7日に感染が判明。市内の病院に入院し、15日に死亡した。女性は基礎疾患はなく、ワクチンを5回接種していたという。

 中原区の80代男性は8日に感染が判明。市内の病院に入院し、17日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを5回接種していたという。

 感染者の年代別の内訳は、20代が99人、50代が94人、30代と40代が各79人、10歳未満が69人、10代が62人、60代が35人、80代が30人、70代が27人、90歳以上が10人。

 川崎、宮前、多摩区の高齢者施設計3カ所で関係者5人~10人の感染が判明し、市はそれぞれクラスター(感染者集団)と認定した。

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