広島駅で危険物探査犬の実証実験 G7広島サミット見据え鉄道テロ対策を検討

G7広島サミットのテロ防止対策を検討するため、広島駅(広島市南区)で21日、危険物探知犬の実証実験が始まりました。

実証実験は、国土交通省が鉄道テロ対策を検討するため実施しています。特別な訓練を受けた危険物探知犬が、利用客の持ち物や置かれている荷物のにおいをかぐなどして、爆発物などの危険物がないかを確認していました。

国土交通省鉄道局 浪岡輝係長
「サミットの本番の時にはより注目が高まり、リスクも高まる状況を迎えるのでどういう対策ができるかを、しっかりと考え実行していきたい」

実証実験は25日まで行い駅の利用者に与える影響などを調べます。国土交通省は今後、実際にサミット期間中に実施するかどうかを検討するとしています。

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